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ドルピックタウン 収録作品:スーパーマリオサンシャイン[GC] 作曲者:近藤浩治 概要 今作の冒険の舞台「ドルピック島」の中心地である「ドルピックタウン」で流れるBGM。 『スーパーマリオ 3Dコレクション』のサウンドトラックモードのみ、曲名は「ドルピック」となっている。 アコースティックギターとアコーディオンで構成されたシンプルながらも、優美で涼しげな感じをさせる音楽である。 作曲者の近藤氏によるとヨーロッパのリゾート地のイメージに合うような曲づくりをしたとのこと。 白を基調にした建物と、青い海で囲まれた南国の美しいリゾートタウンにぴったりであり、気分はまさにバカンスといった感じにさせてくれる。 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』でアレンジ曲を担当した岩垂徳行氏は「Nintendo DREAM 2019年 2月号」でのコラムにて、アコーディオンとギターをしっかり固定していることで世界観がはっきりしていることやボリュームを駆使したアコーディオンのデータ作りを高く評価しており、最初のコード進行が素敵であり途中のリズムが激しくなるところにこだわりを感じたと答えている。 夏に聴きたいゲーム音楽という話題で上がることも多く、みんなで決める夏BGMランキングでは1位となった。 後にマリオの音楽を作ることになる横田真人氏(当時はまだコーエーにいた)が「この音数の少なさで、この世界観や水をまく楽しさが、完全に凝縮されている!」と絶賛し、周りの人を呼んで聴かせたと社長が訊くで語っている。 『大乱闘スマッシュブラザーズX』でもドルピックタウンのステージが登場。BGMも原曲そのままが使用されている。 また『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では原曲だけではなく岩垂氏による新規アレンジ曲も収録されている。 原曲のイメージを崩すことなくスマブラに合うようテンポアップするために、楽器を変更するなど様々な工夫をした上、アコーディオン担当の藤野由佳氏とアコースティックギター担当の福田真一朗氏に相当の早弾きで頑張ってもらったそうだ。 過去ランキング順位 スーパーマリオサンシャイン「ドルピックタウン」 みんなで決める町曲ベスト100 8位 みんなで決める癒しBGMランキング 182位 みんなで決める夏BGMランキング 1位 みんなで決めるマリオシリーズBGMランキング 31位 みんなで決める2000年~2007年の名曲ランキング 16位 第3回みんなで決める任天堂ゲーム音楽ベスト100 191位 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL「ドルピックタウン」 みんなで決めるマリオシリーズBGMランキング 136位 みんなで決める大乱闘スマッシュブラザーズBGMランキング 122位 サウンドトラック スーパーマリオ SOUND COLLECTION [Nintendo DREAM Vol. 139] 30周年記念盤 スーパーマリオブラザーズ ミュージック
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Pepper Steak 収録作品:OFF [Win] 作曲者:Alias Conrad Coldwood 概要 ボス以外の雑魚敵との戦闘で流れるBGM。ただし浄化後におけるゾーンでの雑魚戦では使用されない。 いわゆる通常戦闘曲と呼ばれる音楽だが、一般的なRPGの通常戦闘曲とはイメージがまったく異なっている。 この曲を一言で表すなら「奇妙」。 リズムを変化させたり、音を加えたりしながら一定のフレーズを繰り返し続けるという手法が取られている。 曲だけ聞いてみると、戦闘曲どころかゲームの音楽なのかさえ疑問に思ってしまうほどの不思議なサウンドである。 しかしゲーム自体の方も十分独特な雰囲気を併せ持っており、特に戦闘画面の奇妙さはこの曲とタメを張れるほど。 通常戦闘曲なので何度も聴く上に、もの静かなフィールド曲からこのBGMへの移り変わりは結構なギャップを与えてくれる。 そういう理由から十分過ぎるぐらいのインパクトをプレイヤーに与えてくれる、OFFの代表的な楽曲の1つとして人気が高い。 ちなみにダウンロードできるサントラ版では、急に曲がスローになって終わっていくバージョンとなっている。 曲名の「Pepper Steak(ペッパーステーキ)」は英語でいう中華料理の「青椒肉絲(チンジャオロース)」のこと。同名の楽曲(Washboard Rhythm KingsのPepper Steak)からサンプリングしている部分があり、曲名もそのまま借用したものと思われる。 ちなみに下記リンクからダウンロードできるMP3ファイルはファイル名こそ正しいものの内部設定のタイトルが「Peper Steak」と脱字してしまっている。 過去ランキング順位 第9回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 181位 第10回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 132位 第11回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 224位 第14回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 449位 第15回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 344位 第16回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 469位 みんなで決めるRPGバトルBGMランキングベスト100 327位 みんなで決める通常戦闘曲ベスト100 71位 サウンドトラック OFF ORIGINAL SOUNDTRACK OFF OST
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かみしろのち 収録作品:イース セルセタの樹海[PSV] 作曲者:Falcom Sound Team jdk 編曲者:神藤由東大 概要 シナリオの佳境である始原の地「古戦場」にて流れるBGM。 舞台はかつて、古代に勃発した争いの歴史というだけあり、曲調はどことなく風情と情緒を感じさせる。 刻みのいいリズムと、後半のヴァイオリンとギターの見事な融合によって紡ぎ出される悲しくも激しい旋律は、 新たな世界へ舞い込んだ一行の心境に、見事にマッチしているといえよう。 『セルセタの樹海』オリジナルの楽曲の中では「一陣の風」・「地下遺跡」と並ぶ人気曲の一つである。 ちょうどこの頃、超高速でダッシュ可能な「疾風の靴」が使用出来るので、爆走しながらこの曲を聴きこんだプレイヤーは多いと思われる。 過去ランキング順位 第7回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 133位 第8回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 565位 第13回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 947位 第2回 みんなで決めるファルコム名曲ベスト100 15位 みんなで決める2012年の新曲ランキング 34位 みんなで決めるダンジョン曲ベスト100 346位 サウンドトラック イース セルセタの樹海 オリジナルサウンドトラック
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FLASH FLASH FLASH 収録作品:ボスコニアン[X68k] 作曲者:古代祐三 概要 X68000版で追加されたステージBGMの1つ。 X68000の『ボスコニアン』は各レベルごとに複数のステージが用意されているが、この曲は各レベルの最終2ラウンドで使用されている。 スピード感のある格好の良い曲で、FM音源とADPCM(サンプリング音源)による迫力のある音色と相まって今聴いても色あせない。 元となったアーケード『ボスコニアン』がリリースされたのが1981年。 当時から見ても古いゲームであり、プレイ中のBGMもこれといったものが用意されてなかった。 そのことからこの移植で追加された古代祐三氏および永田英哉氏の楽曲はユーザーに強い印象を与え、本作を大きく特徴づける要素となった。 その様に評価された追加曲の中でも、この「FLASH FLASH FLASH」は白眉と言うべき高い人気を得ている。 余談だが、イントロがTVアニメ『六神合体ゴッドマーズ』のOP主題歌「宇宙の王者!ゴッドマーズ」のそれと似ているとも評判。 古代氏も「六神・・ではなくX68ボスコニアンbgm」とつぶやいている。 過去ランキング順位 第5回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 576位 第6回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 757位 みんなで決めるランキング・マイナーレトロ機種限定53位 第2回みんなで決めるランキング・マイナーレトロ機種限定ランキング 27位 第3回 みんなで決めるランキング・マイナーレトロ機種限定ランキング 13位 みんなで決めるパソコンゲーム名曲ベスト100 24位 サウンドトラック ザ・スーパー忍 ワークス X68k版音源とArrange Versionを収録。 忍者の周りに写っている男は若い頃の古代祐三氏。 ナムコサウンドミュージアム from X68000 DISC 1に収録。
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たたかえ チョコボ! 収録作品:チョコボの不思議なダンジョン[PS/WS] / チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ![PS4/NS] 作曲者:浜渦正志 概要 第2ダンジョンのボスである「クリシェール」との決戦で流れるBGM。 この対決を制すると第1ダンジョンと同様にスタッフロールに入ることと、次の第3ダンジョンが無限に続く仕様であることから、事実上の本作ラスボス戦であるといえる。 本作の黒幕であるジャニターこと紫水晶が変貌し、宇宙空間を現出させて対決となる。 ボス戦らしい緊迫感の強い曲であるが、ドラムの音色が勇ましさも感じさせるものとなっている。 中盤の特徴的な鐘の音色の後のサビの部分は、ベースの壮大な旋律が戦場の宇宙空間とマッチして更に高揚させてくれる。 シンプルな旋律ながらも熱く壮大な構成は後の「Mißgestalt」にも通じるものがあり、完成度の高い戦闘曲であると言えるだろう。 この曲は『チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!』でも「クリシェール戦」の名で収録されており、ジュークボックスで聴くこともできる。 またオーケストラアレンジアルバム「COI VANNI GIALLI」では、セルフアレンジ曲「WODAN / 戦え!チョコボ」が収録されている。 過去ランキング順位 第7回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 941位 第12回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 521位 みんなで決めるラストバトルBGMベスト100 208位 みんなで決めるRPGバトルBGMランキングベスト100 397位 みんなで決める初代プレイステーションBGMベスト100 99位 第2回みんなで決めるラストバトルBGMベスト100 245位 みんなで決める1990年代の名曲ランキング 280位 サウンドトラック チョコボの不思議なダンジョン Original Soundtrack "CHOCOBO NO FUSHIGINA DUNGEON" COI VANNI GIALLI
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つきよのおんがくかい 収録作品:嘘つき姫と盲目王子[PS4/NS/PSV] 歌:志方あきこ 作詞:志方あきこ 作曲:志方あきこ 概要 『嘘つき姫と盲目王子』の主題歌。ゲーム中ではスタッフロールで流れる。 歌手はアルトネリコシリーズなどで知られる志方あきこ氏。作詞・作曲も志方氏によるものである。 また本作発売前に公開されたイメージムービーでも使用されている。 本作の作風とぴったりとマッチした幻想的かつノスタルジックな曲調と歌声による、美しくも悲しいテーマソング。 イメージムービーでは、本作の物語のイメージ映像をまるで絵本のような繊細なイラストで綴られていく。 そこにこの歌曲が合わさることで、さらにその魅力をぐっと深めさせることに成功している。 志方氏のコメントによれば、本作のストーリーをじっくりと読み進めてから制作を開始したようで、 この魅力的な世界には、どんな旋律や音色、言葉が似合うのだろうか……と、わくわくしながら制作を進めたとのこと。 そして志方氏が最後のコメントに「ED曲『月夜の音楽会』がこの風変わりな森の優しい物語をひも解いていく」とあるが、 スタッフロールでこの曲が流れた時は、その歌詞がこのゲームのストーリーを見事に表現されていることに気づくはず。 ストーリーを締めくくるのにこれ以上の無い曲としての役割も果たしており、本作を象徴するに相応しい音楽となっている。 本作のオリジナルサウンドトラックに未収録でしばらく収録の話も無かったが、 2021年4月15日に志方あきこ氏のコンセプトアルバム「月夜の音楽会」が発売。 登場から3年目にしてフルバージョンの「月夜の音楽会」が公開されることになった。 また本作発売後に志方氏がセルフアレンジした「月夜の音楽会 オルゴールアレンジver」がスペシャルムービーとして公開され、 上記の「月夜の音楽会」のアルバム発売特典として一部店舗特典にて限定版としてオールゴールアレンジが収録されたCDが公開された。 過去のランキング順位 第12回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 93位 第13回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 254位 第14回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 146位 第15回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 293位 第16回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 407位 みんなで決める2018年の新曲ランキング 22位 第3回みんなで決めるゲームソングBEST100 39位 第2回みんなで決めるエンディングBGMベスト100 75位 歌詞 + クリックすると表示 月明かり揺れて さざめく予感 白銀の岩場に 黒い影一つ 寂しげなメロディー 僕を招くよ 優しい嘘も 悲しい真実も 本当の君に出会うための 道しるべ 月夜の音楽会 二人の秘密ね この手を離さずに もう一度始めよう 調子はずれの歌が こんなに愛しくて 思い出の花束を 何度も届けよう 僕だけの歌姫 動画 嘘つき姫と盲目王子 イメージムービー 嘘つき姫と盲目王子 スペシャルムービー【月夜の音楽会 オルゴールアレンジ】 アルバム 月夜の音楽会 PV
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双魔神 モシレチク コタネチク退治 収録作品:大神[PS2/Wii/PS3] 作曲者:近藤嶺 概要 大神におけるイリワク神殿のボスである双魔神こと黄金魔神モシレチク・白銀魔神コタネチクとの対決で流れる曲。 トンコリの荒々しい響きと優雅ながらも不気味なテナーリコーダーの音色が交互に主旋律を奏でる、カムイの地の決戦にふさわしい曲であると同時に、この作品の世界観からかなり逸脱した曲でもある。 それはこの曲が、和を前面に押し出したストーリーと曲が持ち味の本作において、時報音を思い起こさせるイントロに始まり、半音下がることで不穏な曲調になる後半を中心に時計の針の音が鳴り響く、時計の要素を織り込んだ和洋折衷の曲だからである。 これは、イリワク神殿の曲「エゾフジ イリワク神殿」と同様の要素を取り入れたからとのことだが、この要素というのが「不気味・不思議・機械仕掛け」をキーワードとし、更に時を刻む音は「くるみ割り人形」の「こんぺい糖の踊り」を参考にしたという、和の要素が欠片も感じられないものである。 加えて双魔神も「明治時代を意識した、西洋時計と和時計のフクロウ」という趣旨でデザインされているため、妖怪どころかメカそのものである。 和の世界に紛れ込んだ異物というべきこの双魔神のデザインと、和の熱い曲調に洋風の不気味な要素を入れていくこの曲の親和性は高い。 またこの双魔神戦は、いくつもの強烈な演出・ギミックを持ち合わせていることで有名。 イリワク神殿中盤でのコタネチク単体との前哨戦では、過去のアマテラスである白野威が加勢することになるのだが、筆しらべをはじめとする数多の攻撃の威力・規模が現在のアマテラスとは比べ物にならないほどすさまじいものになっており、こちらがなにもしなくても勝手に決着がつく始末。 カムイの地のボスの片割れをフルボッコにしてしまうまさかの展開に唖然とすると同時に、これまでストーリー上で語られてきた全盛期のアマテラスの実力をまざまざと思い知らされることになる。 このような攻撃はゲームバランスが崩壊するどころの話ではないので、作中プレイヤーは最後まで使うことはできないが、その威光は最終決戦時、最高の展開と共に拝むことができる。 そしてイリワク神殿最終盤、オキクルミとの会話の後に最上階に上がることになるが、雷が轟く黒雲の渦の中飛び交う双魔神の図は、流用曲の「女郎蜘蛛激怒」と重なり不気味さと威圧感がすさまじい。 アマテラスとオキクルミの咆哮と共に戦闘開始となるが、この戦闘に限りオキクルミとのタッグ戦となり迅雷でオキクルミを飛ばして隙を作る特殊ギミックとなっている。 そして双魔神は時間操作の魔術を使ってくるが、コタネチクの時間加速(曲も加速版である「双魔神の魔術」になる)で超高速突撃を行うモシレチクに驚かされ、モシレチクの時間停止(曲なしで時計の音だけ鳴る)の中ゆっくり歩いてきて突き刺してくるコタネチクにはトラウマを植え付けられる。 …もっとも、時間操作を使うまでだいぶ時間があるためその前に倒してしまうことも多い上、使われても筆しらべで簡単に対処できてしまうが。 これらの演出もこの曲が作中印象に残る曲になった一因ともいえるだろう。 過去ランキング順位 第6回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 733位 第8回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 451位 第9回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 789位 第10回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 754位 みんなで決める和風曲ランキングの結果105位 みんなで決める冬・雪・氷BGMランキング162位 みんなで決めるプレイステーション2BGMランキング 182位 みんなで決める2000年~2007年の名曲ランキング 121位 収録サウンドトラック 大神 オリジナル・サウンドトラック
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しでんせいそう 収録作品:新・ロロナのアトリエ はじまりの物語 ~アーランドの錬金術士~[PS3/PSV] 作曲者:浅野隼人 概要 本作にて追加された新ダンジョン・深淵の古塔の隠しボスであるオーツェンカイザー戦のBGM。 オーツェンカイザーは本作において最強の存在とも言える隠しボスであるため、ここまで到達するのは結構かかる。 本曲について何よりも特筆すべきなのは、その綺麗で色鮮やかな音使いだろう。 力強いヴァイオリンの音をメインに据えたイントロから始まり、その後はメインの楽器を入れ替えてじっくりと盛り上げていき、 その後(具体的に言えば開始50秒)のところで一気にヒロイックに盛り上げ、サビのメロディを力強く繰り返してゆく曲構成となっている。 バンド(ドラム)とオーケストラ(ストリングス+ピアノ)の音を鮮やかに調和させており、追加曲の中でも人気の高い一曲である。 また作曲者の浅野氏はGust Sound Teamにおいて今作が(実質)初参加となるため、新たな作曲者が生み出した名曲という点でも注目を集めた。 本曲はカウントダウンPVでも50秒程度(サビに入る直前でカット。なんという焦らし)使用されており、この動画で惚れ込んだプレイヤーもいたようだ。 この曲の評判の良さは浅野氏の耳にも入っており、後年「週刊ファミ通 2019年8月15日増刊号」でのインタビューでは以下のようにコメントしている。 そのころ、自分の中で“覚えやすい曲”“覚えてもらいやすい曲”を作るにはどうすればいいか、ということについて研究していたんです。そして自分なりに考えた結果が、“メロディーをいじらずに、コードやコード進行を変えることで盛り上がりや展開をつける”、“1曲中に出てくる強いメロディーの数を少なくする”ということです。あくまで自分なりのアプローチのひとつですが、それらを『紫電清霜』を始め、自分が手掛けた戦闘曲に少しずつ反映させた結果、皆さんからの評価につながったのかなと思います。 また2015年に発売された『ロロナのアトリエ アレンジトラックス』には浅野氏による本曲のセルフアレンジが収録されている。 浅野氏によるとアレンジのイメージは「バンドとオーケストラのライブ」とのことで、ヴァイオリン、ギターの音が生音で収録されている。 また「ゲーム中ではできなかったことを詰め込んだ」らしい結果、7分54秒という長大なアレンジになっている(オーディオコメンタリーより)。 最後に曲名である「紫電清霜」の四文字熟語の意味を追記。 紫のいなずまのように光り輝き、清く白い霜のように、きりっとひきしまっていること。 鋭く光り輝く武器のいかめしさの形容。また、人が優れて光り輝き、節操の堅い形容。 「紫電」は紫の稲妻。研ぎ澄まされた武器の輝きの形容。「清霜」は清らかにきりっと引き締まったものの形容。 アレンジトラックスのオーディオコメンタリーによると「かっこいい 単語 漢字」で検索して出てきたことが曲名の由来の様である。 浅野氏はTwitterでこの曲の前に世には30パーセントくらいしか出てない「疾風勁草」という四字熟語の曲があるとツイートしている。発売中止になった『クロノス・マテリア』の公式サイトで流れていた曲ではないかという説があるが、詳細は不明。 また『シャリーのアトリエ』においても「雲烟飛動」という浅野氏作曲の四文字熟語の戦闘曲が登場している。 その後同ゲームシリーズでは『ソフィーのアトリエ』にて「雲雀東風」という曲が生み出されているほか、 『よるのないくに』では「悲憤慷慨」と、由来が「錦上添花」と思われる「錦上に花を添えるが如く」という曲調を受け継いだ楽曲が使用されている。 過去ランキング順位 新・ロロナのアトリエ はじまりの物語 ~アーランドの錬金術士~「紫電清霜」 第8回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 32位 第9回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 23位 第10回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 29位 第11回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 26位 第12回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 29位 第13回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 13位 第14回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 30位 第15回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 35位 第16回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 31位 みんなで決める2013年の新曲ランキング 6位 みんなで決めるRPGバトルBGMランキングベスト100 25位 みんなで決めるゲーム音楽歴代ベスト100ランキング 19位 第2回みんなで決めるガスト音楽ベスト100 5位 ロロナのアトリエ アレンジトラックス「紫電清霜」 みんなで決めるアレンジBGMランキング 215位 第2回みんなで決めるガスト音楽ベスト100 114位 サウンドトラック 新・ロロナのアトリエ はじまりの物語~アーランドの錬金術士~オリジナルサウンドトラック Re-Compilation ロロナのアトリエ アレンジトラックス 【新・ロロナのアトリエ】カウントダウン解説動画 ~戦闘編~ 【ロロナのアトリエ】アレンジトラックス オーディオコメンタリー第2回
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チル 収録作品:ドクターマリオ[GB/FC] 作曲者:田中宏和 概要 本作のセレクトBGMの一つ。「FEVER」・「CHILL」・「OFF(BGMなし)」の中から選ぶことができる。 CHILLは悪寒という意味で、発熱を意味するFeverの明るく軽快なBGMとは対称に、 全体的に妖しげなメロディーと緩急をつけたゆっくり目なテンポが特徴となっている。 『ドクターマリオ』の代表的な曲として「FEVER」と共に後のシリーズでもずっと使われ続けているが、 「FEVER」の人気と知名度の陰に隠れがちで、『ドクターマリオ』のB面曲や裏の曲とも捉われている。 しかし長時間聴いてもまったく飽きないこの曲の構成を評価する人も多く、 特にスローテンポな「CHILL」は、より正確なプレイが要求されるハイレベルのステージと相性が良いとされる。 『大乱闘スマッシュブラザーズX』には岩崎正明氏によるアレンジ版、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』には作曲者本人によるアレンジ版が収録されている。 過去ランキング順位 第4回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 637位 (FC) 第1回ファミコン名曲ベスト100 70位 第2回ファミコン名曲ベスト100 137位 みんなで決めるゲームボーイ BGM BEST100 53位 みんなで決めるニンテンドーDSの名曲ランキングベスト100 208位(もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング) みんなで決めるマリオシリーズBGMランキング 90位(GB)、155位(FC) みんなで決めるミニゲーム音楽ベスト100 40位(もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング) サウンドトラック ファミコン 20th アニバーサリー オリジナルサウンド・トラックス VOL.3
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バトル "アルティメット" 収録作品:アンリミテッド:サガ[PS2] 作曲者:浜渦正志 概要 各主人公のシナリオにおける最終ボス「カオス・ルーラー」との戦闘で流れるBGM。 重々しい雰囲気のイントロから始まるが、これはカオス・ルーラー登場の演出と合わせたもの。 主人公たちが虚空に吸い込まれるような形で背景が変化していき、青い月の月面上にカオス・ルーラーが降臨する。 このカオス・ルーラーであるが、本当に何の前触れ(*1)も無くいきなり登場しプレイヤーを驚愕させた。 その唐突感たるや『FF9』のラスボス「永遠の闇」や『サガフロ』のラスボス「ディーヴァ」とタメを張れるほど。 ただカオス・ルーラーは本作の世界観においてはかなり重要な設定を持っているので、気になる人は調べてみよう。 いざ戦闘開始と同時にイントロが終了し音楽が始まるのだが、本作の数ある戦闘曲の中でも一線を画すほどの激しい曲。 ドラムが終始嵐のように鳴り響く攻撃的なサウンドで、対峙する相手が並みの強さではないということを感じさせてくる。 そして曲がクライマックスに達すると同時に一気に転調。繊細なピアノのメロディーが始まり曲調が"動"から"静"へと移り変わる。 構成の方も実にドラマチックであり、ラストバトルらしい非常に盛り上がるものとなっている。 ゲーム中でもカオス・ルーラーは非常に強力なラスボスとしてよく知られており、その圧倒的強さでプレイヤーをさらに驚愕させてくる。 また第4形態まで存在するタフなラスボスでもあるため、戦闘はどうしても長丁場になりがち。 こんな強敵を長時間相手しなければならないので、この音楽の方も相当印象に残ってしまうはずである。 過去ランキング順位 第6回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 598位 第7回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 749位 第2回みんなで決めるスクウェア・エニックス名曲ベスト100 133位 みんなで決めるラストバトルBGMベスト100 80位 みんなで決めるRPGバトルBGMランキングベスト100 240位 第2回みんなで決めるラストバトルBGMベスト100 195位 みんなで決めるプレイステーション2BGMランキング 201位 サウンドトラック UNLIMITED SaGa Original Soundtrack